文藝春秋の新刊 1998・9 「雲」 ©大高郁子

タラコ色の空にタラコの形の雲がいっぱいに流れ、ああ、これは秋のイワシ雲だとしみじみとする。ちょうどいまの季節とだぶってますね。とーとつに遠近感、高低差を無視した遠くの市街地がゆえもなくわたしをしみじみさせる。雲ひとつで秋を知らせる日本の四季です。
さてこの月、ナンシー関「テレビ消灯時間 2」購入…だろな。初代ではなく文庫でブックオフ105円の値札付きで現在わたしのてもとにあります。こういう本でも初版は少しは高かったりするのかな、マイナーだった頃のナンシーだったらそういうのもありかな。わたしは週刊文春のこの連載で彼女を知ったわけでマイナー時代は知らない。しらないついでに連載時に広瀬光治を知り、教育テレビで当人を確認しないままAチコとで言いふらしもした。そういう意味で週刊誌が現在のネット環境的情報仕入れ(ぴあも含めて)の場所だったのが10年前なのね。