文藝春秋新刊 池谷裕二・木村俊介著 ゆらぐ脳を購入したんだが

ゆらぐ脳

ゆらぐ脳


イラストは池谷夫人の香さんだそうですが、ものすごくヘタです。どうしてこんな本を買ったのだろう、読み終えた後のこの余りあるほどの釈然としなさ感は何なのだろう。まず、この人(池谷先生)がどういった方面でどれほどの功績のある人なのかが読み進んでも一向に明らかにならない。まあ、もう、ものすごい人だという前提でインタビューが始まっていて「いかにしてその凄い研究をプレゼンできたのか」がテーマだったりするんで、もうついてゆけない。
「多ニューロンカルシウム画像法」という、脳細胞の活動がよりわかる画像を開発したのが池谷先生のようで、その画像のおかげで新発見がいろいろらしいが、そのいろいろがいったい何なのかを知りたいのになあ。