文藝春秋の新刊 2008・7 「グミを摘む」  ©大高郁子


茱萸という漢字、うちのIMEにはなかったのでさっそく登録です。持ち主が無学だしまる子のおやじ程度のナアナア人間だったりで、5年以上使ったパソコンなのに辞書登録した単語は2000もいかない。ま、充分用足りてますんで。南木佳士の文庫本の感想文中、鬱病うつ病と記し世間一般に倣いました。こちらの文字は最初から一発変換でしたね。ワープロのない時代、面倒な漢字を一生懸命覚えたりとかいやはやいたずらに無駄な労力を使っていたものです。─とはいえ茱萸という漢字、例の爆発文字じゃないだろうな…、心配になっちゃったんで(尾てい骨もそうみたい)いったんコピーしてからアップしようか。
ダークな背景に野趣をたぶんに持つグミの実が不規則だけれど親和的に佇むように並んで小さく映える、みているうちにちょっと怖くなるような画でした。