文藝春秋の新刊 1999・2 「オルセーのカフェ」 ©大高郁子案内


オルセー美術館名物の大時計です。Wikiに写真が載ってるけど、でも大時計、ガラスに囲まれていてこんな鉄錆色の周囲に時計はないのだがなあ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%BC%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8

ということはこの作品はははぁ、印象派だな。象徴というのか大時計が象徴する近代を切り取ったのでしょう。大高先生ッたら洋行しちゃって芸術しちゃったね。フランスというかヨーロッパにツアーみたいな添乗員もいるラクチン旅行で行ってみたいな、高級ホテルは要らないし、オプションツアーはなしでホテルの周囲だけを歩いているなんてのがいい。
大学生のころに貧乏ユーレイルパス旅行みたいな気概がまったくなかったわけではないけど、お酒ばかり飲んでいてお金に縁がなかった。ナホトカ経由でシベリア鉄道みたいなルートはあってもそんだけの最低の蓄えが常時なかった。いまから思えば痛恨事か。