文藝春秋の新刊 ２００１・３ 「アムステルダム」 ©大高郁子

この月、青来有一「聖水」刊行ですか。このたび「てれんぱれん」読むまでまったく知らない作家だったって…そんな、父が生きていた時代、毎月文藝春秋を買っていたはずだし「猛スピードで…」や「しょっぱいドライブ」や「ハリガネムシ」や読んでるのだけど…。

http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/list1.htm

そうなんですか、青来有一と堀江敏幸ねえ。２人受賞なのに、２人とも２作とも記憶にないこともあるんですねえ。
青紫がすてきな１枚。カクカクと直線で区切られてゆく窓たちひとつひとつに不安やおかしみや静謐な暖気が小さくこもり落ち着いた絵に仕上がっている。手前は運河、だなんてことはないよな。