創元推理・SF文庫 2007年11月チラシの紹介

東京創元社 新刊案内 2007 11

キャロリン・キーン 渡辺庸子=訳 古時計の秘密
創元推理文庫
キャロリン・キーン 渡辺庸子=訳
ナンシー・ドルー・ミステリー 古時計の秘密

ジル・チャーチル 戸田早紀=訳
愛は売るもの

戸板康二
中村雅楽探偵全集 5 松風の記憶
樋口有介
不良少女

創元SF文庫
新井素子
グリーン・レクイエム緑幻想


文庫近刊 単行本新刊

海外MYSTERY通信
世界でもっとも有名な少女探偵、ナンシー・キーン「古時計の秘密」は、その記念すべきシリーズ第1作です。囲碁のオリジナル作品も順次刊行予定。チャーチル「愛は売るもの」は<グレイス&フェイヴァー・シリーズ>第4段。若き兄妹が、またしても屋敷で怒った殺人に翻弄されます。
国内MYSTERY通信
今月は趣深い老歌舞伎俳優・中村雅楽と、フリーライター・柚木草平のコンビが登場します。まずは《中村雅楽探偵全集》最終巻「松風の記憶」。長編2本に100頁にも及ぶ著者によるエッセイを併録。そして《柚木草平シリーズ》「不良少女」は、ファン待望の未収録短編集。文庫オリジナルで登場です。乞うご期待!
創元SFクラブ
菅浩江「プリズムの瞳」は同氏の日本推理作家協会賞受賞作「永遠の森」以来久々の、待望の連作長編。弊社初の新作SF単行本となります。11月刊の山本浩「MM9」ともどもご愛読ください。また12月の創元SF文庫は、本年度青雲賞受賞作、リーヴ「移動都市」続編「略奪都市の黄金」がいよいよ刊行。お楽しみに。
<b>ミステリ・フロンティア通信
サントリーミステリー大賞受賞者中野順一による「ロンド・カプリチオーソ」は、躍動感溢れる期待の第3作目。ランボーの詩と連続殺人事件、色覚障害の少年をめぐる事件を描いた、岸田るり子の「ランボー・クラブ」、小路幸也待望の書き下ろし長編

<「HEARTBLUE」など、今月のフロンティアは盛りだくさん。