ははあ、ならべてみると…

わかるものがあるんですね。大高郁子「青の時代」と呼びましょうか。今年の大高コレクション。今月でちょっとカラーが変わりましたよ…じつをいうと、過去のデッドストックから引っ張り出したんじゃないかと、ほんの少し疑ってもいるのですが。
文藝春秋の新刊からは村上春樹の“マラソン哲学”を購入しました。それにしても不思議なタイトルじゃないですか「走ることについて語るときに僕の語る…」ってのは。わたしの邪推ですが「村上かるた」の編集者が(大損こいたと)春樹さんにいちゃもんをつけ、ノーベル賞受賞時に全世界に翻訳出版できるような─あいまいな国の私みたいな─金の成る木みたいなアフォリズムを書くことを強要し、こんな変な書物が出来たんじゃないでしょうか。村上かるたよりある意味ひどい内容みたいに読めるんだけど。