誘拐された子供の小説を書きたいと思ったこともある

20代の頃の構想。ミステリー仕立てだが幽閉されたままの少年が一人称で独白する…という形式で書き始めたため、けっこう文学っぽくなり、そのうち破綻してしまいました。
小学5年生、近所の海岸に遊びにいった同級生の男女2人が紳士風の中年男性に脅され別々の部屋に監禁される。少年は男性にサディスティックな凌辱を加えられ、少女は時々それに加担させられる。あるとき男性が死亡しているのではという疑惑が湧き、別の部屋に監禁されている少女と囁きで会話を交わし、真相をつかもうとする…みたいなね。