文藝春秋の新刊 2002・10 「ビル・エヴァンス」  ©大高郁子

アルバム名はポートレートインジャズとヴィレッジヴァンガードビル・エヴァンスの履歴・作品などはウィキペディアでみなさま、ご確認を。ふむふむ、するってえと「リバーサイド4部作」のアルバムを出した若き日に彼は音楽的な絶頂を迎えたってことですか。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B9

映像をYoutubeで見つけましたので、そちらもどうぞ…って、けっこう重かったですと、お断りをいれときます。

http://www.youtube.com/watch?v=89B6OmBuG4A&mode=related&search=

演奏しているベーシストが、なんだ、ウィキでおっしゃってるスコット・ラファロというひとなのかな、何かお琴のようにベースを演じていますね─たしかに新境地だが無理やりみたいにもみえるが。
ビル・エヴァンス、死んだのが80年だそうで、けっこう破綻というのか病んでいた早すぎる晩年というようだが、実際リアルタイムでは、わたしあまり印象ないです。
でもジャズのフォーメーションとしてはピアノコンボは好きだな。ジョン・ルイスとかモンクとかケニー・ドリューとか。高校3年生でダラー・ブラントを知り「はあ、ジャズって素敵ね…」という気持ちが湧いた。えと、これって田宮次郎が主演したテレビドラマ「白い影」(原作は渡辺淳一無影灯」)のメインテーマじゃなくて、ドラマの中途、田宮次郎と山本圭とがバーで飲んでいるときに「アフリカン・ピアノ」が流れるのです。
それ以前にもチック・コリアは好きでリタン・トゥ・フォーエバーなんぞ聞いていたが、まあ、スウィングだのバップだのとは違うし。
とまれ、大学生くらいの時にはモダンジャズに触手を伸ばして痛い目に会い(セシル・テーラードン・チェリー好きの友人がいたもので)そうとう後退しちゃった。戦線を立て直しつつ小さい陣地を攻めたりで、まだ風雲ジャズ城の全体像を分かってはいないが。