文藝春秋の新刊 2004・6 「ボタン」 ©大高郁子


「絶対なれない職業はボタン屋さんか…」と記したのは向田邦子。話の枕だったような気がするがそのあとどうストーリーが進展したのかは忘れた。
まあ、わたしも無理です。東急ハンズなどでこまごまとしたグッズを愛でているのは大好きなのだが、それらの整理整頓となると考えただけで逃げ出したくなる。
文庫チラシの整頓ひとつ満足にできず、スキャンだのしていると1枚不足で部屋中を探し回る(集英社文庫1月チラシがなくなったままもう3か月たっている)日々は、今後とも続きそうでたいそう情けない。
豚の鼻の穴みたいなメガネザルの目玉のような、ちょっと可愛らしい生き物めいてボタンの穴の立体的な形が見えるてきておかしい。イラストレーターが大勢の候補者たちから出場エントリを決めかね首をかしげていたんじゃないかと、作品を見ているこちらもちょっと嬉しくなる…今月号の石たちとかとおんなじでね。