宝物Ⅰ

昨年11月、書皮協(フッダ部リンクリストから行けます)ありすさんより大きな宅配便が届いた。書皮協会員の多くの皆さんから「文庫チラシ蒐集してる人がいるなら、あげるよ」と、ありすさん宅に届いたのだそうです。…ウーム、残念!…ご一緒に蒐集しようという同士を得ることはできなかったけれど、まあそれはそれでいいか。みなさんご自分の趣味・蒐集にお忙しくいらっしゃるのでしょう。

画像は、その時いただいたチラシのすべてだ。すごいね。
写真中、一昨年12月の新潮文庫チラシ「発表!いま、読みたい新潮文庫 05年版」が4枚セットになってますでしょ、4枚という数がすこし疑念ですが、これたぶん「模倣犯」ですね。上中下3巻なので、まあ3枚のチラシが手に入った。石田衣良小川洋子の文庫新刊も同時発売なので、どちらかプラスで一昨年末、新潮文庫を4冊同時購入の方がいらっしゃるのかな…なんて、贈ってもらってありがとうっていう前に、こういう邪推をするわたしです。
模倣犯」読んでないんだよな…「蒲生邸─」で著者・読者の信頼関係をキープできなくなり、それ以降の作品には拒否感がつい出てしまう。いやらしい読者だね。
読書体験はともかく、過去のダイアリーをすべて消去してしまったわたしなので、数多くいただいた新刊チラシリーフレット、自分の持っていないものがどれほどあるのかはまだ不明です。なんで大切なデータ消しちゃったんだろう。
それはともかく、読書関係の収集家である書皮協のみなさんとは、これからもお付き合いができればいいんだけれど、毎度いうとおりで、わたしのほうで書皮(書店で被せるブックカバー)をこれから先、提供できるかどうか心もとないのでちょっと「お付き合いしてください」と、言い出せずにいる。─そのかわり、しおりとかアンケートハガキとかなら余ってますので、お入用の方は一声かけてください。