山口晃 大画面作品集
新刊案内チラシは青幻舎、このたびはじめて得ました。アート関連の書籍をもっぱら手掛けているらしい…というか下にも記したZIPANGU展のパンフレットもいま見たら青幻舎だ、あれれ新刊案内のチラシはいってなかったぞ。
新潟市美術館で7月下旬から企画展「山口晃展 またまた澱エンナーレ 老若男女ご覧あれ」が開催される。PDFによる企画展の案内は以下に。サイン会とトークショーのご案内もあるけど往復はがき出すほどの気力はないけど。
http://www.ncam.jp/wp-content/uploads/9395518726c4764636bf30ce612322261.pdf
昨年、新潟県立万代島美術館で開催されたZIPANGU展では山口晃の大作「山乃愚痴明抄」と「四季休息圖」とが展示されていた。「山乃愚痴明抄」のほうは労作ではあるんだが後半の問答(愚痴が明らかになる?)が、ちょっと蛇足にすぎていやったらしいというか興醒めもしたけど、作者の力量にねじ伏せられる重みと軋みを存分に感じたのだが、その山口晃の作品がどっと見られるというのはとても嬉しいじゃないですか。
- 作者: 山口晃
- 出版社/メーカー: 青幻舎
- 発売日: 2012/12/03
- メディア: ペーパーバック
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というわけで山口晃の「大画面作品集」を購入しました。先ほどの「山乃愚痴明抄」も見開きで載っていました、あちらがまあ習作というか道標だったのがよーく分かるというか、でもって「─尻馬八艘飛乃段」がまあ可笑しいな。平等院の襖絵が作品集では最新作か、これも素敵だ。