集英社文庫10月刊 石川恭三 50代からの男の体にズバッと効く本

50代からの男の体にズバッと効く本 (集英社文庫)

50代からの男の体にズバッと効く本 (集英社文庫)

みの …寝なくても済むから徹夜で麻雀やったりね。まぁ、一緒に麻雀やってて徳光さんは心筋梗塞で倒れちゃって、えらい騒ぎでしたけど。当時は朝まで麻雀やってましたね。あ、今はやりませんよ、もう徳光さんがやらないから。
石川 健康番組の司会をなさっていたのに。
みの やってることは不健康でしたね(笑)。…以下略…
 スペシャル対談 石川恭三×みのもんた

著者の石川恭三は「おもいッきりテレビ」に出ていた先生だそうで、みのさんとはツーカーの間柄みたいでこちらのあとがきがわりに対談が載っている。まあ、内容は大したことないけど、目の前で有名人(徳光だけど)が死に掛けるのをみるのはどんな気持ちだろうかと、想像してにんまりした。
内容はまあ、特別役に立つというほどではなく、LOH症候群(加齢性性腺機能低下症候群)という病名も、なんだかもうひとつ怖さ不気味さを感じられないのは、まあわたしの認識力不足もあるが、普通の老化をただ言い換えただけみたいにしか読めないからだな。男の更年期と言われれば、まあ納得みたいなので、それでいいのかな。わたしらの世代だと老化も死もあまり怖くないはずなので(多分だけど)“わざわざ書いてくれてありがとう、でも必要なかったな”くらいの出来です。わたしたちの世代の叡智が、わたしたちのためのアドバイスをあと10年後に記してくれるでしょう、個人的に早すぎた一冊だった。

性行為による心臓への負担は、男性上位の場合、平均的には心拍数は安静時毎分60から挿入時では90に、さらに写生時には110まで上がる。心拍数の増加に伴い血圧も当然、上昇する。これは慣れた場所(自宅など)であること、飲酒してないこと、などが前提であり、婚外性交渉では興奮度が高まり、さらに心拍数が増加し、血圧が上昇するので心臓への負担はいっそう大きくなる
 第一章 Q16 バイアグラは高血圧では使えない?より

まあ、あまりわたしにとってはどうでもいい知識もいっぱいでしたね。結局は個別対応しかないということか、寂しいが。