角川ソフィア文庫8・9月刊 角川学芸出版編 第四版増補 俳句歳時記 春 夏 秋 冬 新年

8月9月と歳時記購入しました。いつかも記したが9月に「今はじめる人のための俳句歳時記 新版」がソフィア文庫から出ている。わたし程度の超初心者はそちらでよかったんだよなと、角川商法を少し呪う─というか、最初に入門者向けを出してそののち普通の歳時記を出版すればいいじゃん、二重に売れる可能性があるでしょと、わたしがいっても説得力ないか。
歳時記に茶々入れるわけにはいかないけれど、今後ダイアリーを日々更新となれば、チラシの数では不足があるわけで、そうですねそんな日には埋め草記事としてこちら最新の歳時記なんぞでお茶を濁すか。

【源義忌】秋燕忌
10月27日。俳人角川源義(1917〜75)の忌日。富山県生まれ。大学時代、折口信夫に教えを受け、民族学・国文学を学んだ。角川書店を創設し、短歌・俳句の発展に寄与、俳誌「河」を創刊主宰した。句集に『西行の日」「ロダンの首」など。
朝夕のめつきり冷えて源義忌  草間時彦
松ぼくりかぞへて歩く秋燕忌  吉田鴻司
ぬか床のまだ生きてをり秋燕忌  角川照子
篁に日のさらさらと秋燕忌  小島健

角川源義賞というのがあるそうですね。

http://www.kadokawa-zaidan.or.jp/kensyou/kadokawa/

純粋な学術関連の賞のようで、でも逆に「坊っちゃん文学賞」や「大藪晴彦賞」より貰うとジーンと嬉しいような気がきっとするだろう。