一箱古本市

先週日曜、書皮協のみなさんと、新潟市の書店「北書店」におじゃまして、その時いただいたのが冒頭のチラシ。北書店から続く細い道で開かれるフリマの一画で段ボール一箱分のスペースの個人古書店を開くという企画。なんだかあちこちで流行しているのかもしれないが、けっこう楽しそうですね。商売にはならんだろうが、でも何か小さな躍動があるね。本好き読書好きとはいえ、他人を瞠目させなお売れる本って本当に段ボール一箱分あるかないか。その上、愛着ある分他人にも読んでもらいたいからそれほど高価で売れないだろうし、セドリ男爵の独壇場になるかと思ったが、いやいやもういま古書の相場というのはほとんど意味をなさぬのかなあ。