石川福美さん

昨日(2月12日)、NHKローカルニュースで小児ガン患者たちの末期の思い、みたいな展示会のレポートをやっていた。紹介された少女の名をwebで検索してみたら、ああ、やっぱり幾人かの人がその展示会に関心を持ち彼女の書いたポスター(悩み相談会)について記していた。なんてすごいことなんだ、死病に冒され末期の入院中だった8歳の子供がこれをできるのか、みずからの死を間近に正確に見据えたひとだけが(先験的了解)リアルな生の実装をふつうに理解できるのだな。ついに難病に斃れた彼女だが、その生の軌跡の一端をここに貼っておきます。

http://www.nippon-foundation.or.jp/org/blog_mg/2008/2008111901.html
http://hanako61.at.webry.info/200811/article_7.html

骨髄移植手術を彼女も、同室の桜ちゃんも受けたというのだが、残念ながらそれは快癒への道ではないわけですね。また、レシピエントに物理的肉体的な激しい負担がかかる手術なのだとも知る。となると、簡単にいい気でドナー登録というわけにもいかないんだろうか。いや、これは素朴な疑問でしかないです。骨髄バンクに登録しているわけでもないわたしですけれど、そのへんの実態などは多分誰も知らないのではないだろうか。聞くに堪えないことかも知れぬが、メディアはそこまでえぐってレポートすべきかと思った。