平成20年文庫チラシの紹介

ハヤカワ文庫(早川書房

ハヤカワ文庫ではなく「天外消失」─ポケットブックスを久しぶりに購入、レジナルド・ヒル以来か10年ぶりくらいごぶさたでしたか。1970年代に早川からでた“世界ミステリ全集”の最終巻「37の短篇」からの抜粋(他ではお目にかかれない短篇を主に)。ミステリ全集はあこがれなかったしあの当時も早川的悪意みたいなものを感じはしたな。まだ幾編しか読んでないが表題の「天外消失」はけっこう面白かった。

創元推理・SF文庫(東京創元社

購入したのはE・D・ホック「サイモン・アークの事件簿」。読みやすくて、すらりとドラマの中に入り込めたのがいい。中高年になってから、本当にそのあたりが難しくなってきたみたいだ。