文藝春秋の新刊  2001・9 「ベネチア」 ©大高郁子

水の都ベニスですが、画中に水は見えず、ゴーレムのような重そうな人影が見えるだけ。水路はどこにあるんだろうか。
この街、レンガ造りなのだろうか。塩野七生の著書なんぞでアドリア海の真珠たるベネチアの史実などいくつか知ったものですが、それらのエピソードとこのイラストとが合致するかどうか、ちと分からない。赤が街を覆っているんですね。ゴンドラは何処?