文藝春秋の新刊 2002・3 「入り江」 ©大高郁子

柔らかいムラサキだからゆるゆる心が撓んだ。小さな灯りがヨットにも対岸も小さく点滅。凪いだ海を示す緩々の水面の綾がやさしく美しい。4月の「ミラノの書店」も単色のグラデーションが心地よい。
でもさ、でもさ、ヨットハーバーの構造ってよく分からないんですが、こういう造りだとヨットと桟橋の行き来ってどうするんだろう。
新潟市信濃川の河口、柳都大橋畔にも大勢のヨットが係留されてるんだが(写真)さあて小さい手漕ぎボートでヨットまで行くのか、でもさ、その後出帆すればその場に手漕ぎボートが残るのか…水面下にもやいがあって岸壁と繋がってる…なんてね。