文藝春秋の新刊 2003・4 「春の海」©大高郁子

今頃気付いても遅いのですが、大高コレクション、1月から各月ごとに紹介する形で1年間かけるということにすればよかったかな。
じつは最初の魂胆では100数葉のリーフレット、昨年12月から100数日で紹介し終えることにしようと、ハハハ、いま思えば無謀ですが。十年を100日で振り返るなんて、それはまあすてきな企画かと。
各月、季節をあしらった10葉ほどのイラストを並べたほうが風情が出たし作者の魅力がつたわったのでは。暖かい季節にスノードームや、今月のような春霞の風景じゃ、風情や情緒を感じられないような気がする。