清水先生、ごめん

清水義範「読み違え源氏物語」面白そうだなと思っていたのだけれど、本日書店で現物を発見できず、そんな時春日武彦書評集「無意味なものと不気味なもの」を見つけた。
精神科医が小説中から病をみつけだすという、たぶんそんなものでしょう。でも、それってなんぼでもそそられるのですよね。「リゾーム」もそうだし。─はあ、チャカポコチャカポコ─って、ドグラ・マグラはないみたい、1月新潮文庫新刊「狂気という隣人」でしたね。あちら、文学っぽくないひとが文学っぽくない「ドグラ・マグラ」を解説していて、そこだけは秀逸だった。